💦恵山海浜公園キャンプ場de汗だくなテント設営
こんにちは、ぬこはな@Camp à deuxです。
前回の記事の続きでございます。
【デュオキャン記録】恵山海浜公園キャンプ場-その壱
https://campadeux.com/2025/08/29/esankaihin-camp-report1/
👉 今回の記事は、その続きです。
朝の9時に受付を済ませ、いざサイトの場所取りへ。
幸いなことに海側の区画をゲットできました。
潮風と波音がダイレクトに届くロケーションは、まさに恵山海浜公園キャンプ場ならでは。

区画ガチャ当たりだぬ♪

ホンマやホンマや(笑)
こんな感じで夫婦で顔を見合わせながら、早速テント設営を開始。
最初はスムーズに進んでいて、本当に気分が良かったんです。
──が、暑い!!!!
お盆だというのに、気温28℃。
しかも湿度が高く、みるみるうちに汗だく。
汗を拭っても拭っても止まらず、設営は一気に修行モードへ。

なんでだ……😿
暑さから逃げるために、函館の恵山までやってきたはずなのに。
避暑どころか、まるで蒸し風呂のようなキャンプの幕開けとなりました。
お盆になると涼しくなるはずが、今年はそうじゃないので
熱中症対策をしていかないといけませんね。
やっと汗だくの設営を終えて、時計を見るとちょうど干潮に向かう時間。
11時には潮が引くと聞いていたので、水無海浜温泉へ向かうことにしました。
♨️恵山海浜公園キャンプ場近くの野湯|水無海浜温泉リピートレポ
ここは二度目の訪問。
恵山海浜公園キャンプ場から車で約17分の場所にあるのが、水無海浜温泉です。
干潮時にしか入れない天然の露天風呂で、全国的にも珍しい温泉のひとつです。
⏰ 入浴のコツは、干潮の時間をあらかじめ調べて行くこと。
満潮のときは湯船が海に沈んでしまい、入浴できない場合があります。
👉水無海浜温泉入浴可能時間のお知らせ
▼水無海浜温泉の場所はこちら

お盆のせいか、予想以上に人が多かったのですが
運にもすんなりと湯船に入ることができました。

手前の湯舟から、温泉が湧き出てきます。時間帯によっては、熱くて入れないことも。
それでも、海と隣り合わせで湯に浸かる。まさに「野湯」ならではの開放感です。
そんな不思議な体験を味わったあとは、泉質の良さをじっくり感じる時間に。
この海水が入り混じった独特の泉質のおかげで
食生活の見直しで一気に痒みが出ていた身体が、じんわり落ち着いていくのを感じました。

これはちょっとした湯治だね♪

そして、温泉に浸かりながら
海を眺めるって、贅沢だよなあ~
こんな風に言ってしまう程、身体に優しい湯と全国では数少ない最高なロケーションを
大体30分ほど、楽しんで、ココロも体もリフレッシュ♪
その日の天候と海の状態で、湯温が変わるのも、ここの醍醐味。

さあ、ここから快適キャンプやで!!
──と意気揚々とフィールドへ戻ったわたしたち。
お腹空いた!お昼ご飯を食べましょう。
🪰キャンプ場に戻ったら、ハエの大群襲来
──が、戻ってみると妙に多い…。
「・・・ハエ、多くない?」
最初はちょっと気になる程度。
気を取り直して、お昼ご飯に用意していたのは、家であらかじめ作ってきたキーマカレー。
このときはまだ、なんとか食事ができるくらいのハエの数でした。

キャンプ場では、楽をするが一番です。
しかし、ご飯を食べ終えて「さて、コーヒーでも飲もうか」と思った瞬間──暑い!
そして同時に、どんどん増えてくるハエ……。
ここからが本当の戦いの始まりだとも知らずに・・・。
ハエ対策とアイスコーヒー
次から次へと沸いてくるハエの大群。
たまらず徒歩2分のローソンへ出向き、アイスコーヒーとキンチョールを購入。
サイトへ戻ると、ハエの大群がどんどん増えてる・・・。
扇風機を強風にしてもキンチョールを撒いても、一向に減らないハエの大群。

アイスコーヒーを飲みながら、ただただ増えていくハエに向かってキンチョールを撒く。
その時だけいなくなるけど、少し経つとまた増えるハエ。
キンチョールが効かないなんて、ハエの生命力恐るべし。
他に、ハエ対策がないか、ChatGPTに聞いたわたしは、次の手を打った。
※本来、自然を楽しむキャンプ場では
化学物質が使われている殺虫スプレーの散布は避けるべきです。ごめんなさい。
2ルームテントの思わぬ弱点|風通しと虫問題
次の手とは・・・
我が家のテントは2ルームタイプで、一方向しか出口がない構造。
そのせいで余計にハエがこもってしまい、居心地は最悪。
西日が差し込む暑さの中、もう片方のキャノピーを建てて風の通り道を作り
なんとかハエが出ていってくれるのを待ちました。

テント内の風通しが良くなったのと、時間も夕方だったせいもあり、ハエが少なくなりました。
めでたしめでたし♪
(この時はね)
温泉で気分をリフレッシュ♪
ハエも少なくなったところで、気分転換も兼ねて近くの温泉「恵山福祉センター」へ。

道中、細い山道っぽいとこを走るから
そこを注意して安全運転で
恵山福祉センターまで行ってくだされ。
ここがまた、入浴料300円とは思えない良泉質。
シャンプー等の備え付けはないので、必ず持参してくださいね。
ここの温泉は名前の通り、地元の方で賑わっていますが
普通に旅人も入りやすいので、気軽に行けます。
久しぶりに身体の芯まで温まり、リフレッシュできました。
意外と夏でも身体は冷えるもの。
日中は汗だくでも、夜は海風で体温を奪われることが多いので
温泉や湯浴みで一度しっかり温めておくと快眠につながります。
夏キャンプでも防寒と体調管理は大事。
キャンプの夜は、幻想的な夜景―昼間と打って変わって
キャンプ場に戻ったころには18時を過ぎており
あれほど悩まされたハエもだいぶ落ち着いていました。
いよいよ楽しみにしていた夜の宴の始まりです。

メニューはもちろん、焼肉とビール!

そしてタイミングを合わせるように
恵山から「こんばんは」と言わんばかりに月が昇ってきました。

その月明かりが海の水面を照らし、さらに遠くに恵山町の夜景が輝く──
そのコントラストは本当に幻想的。
だからこそ、このキャンプ場には遠路はるばる足を運びたくなるのです。
焚き火で心を癒し、満ち足りた気持ちで就寝しました。
本来は、このテュオキャン記録はその弐で終わる予定でしたが、このあと、ある事態に遭遇したので、続きがございます。
長いと思われるでしょうが、最後までお付き合いいただけると幸いです。
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