オロロンライン南下の旅。ぬっこが待つ家へ帰ろう

日本海側を南下し、ぬっこが待つおうちに帰るお話 デュオキャン記録

🌥️淡い期待と現実のギャップ

朝からどんより曇っていた。
天気予報では夜に雨──とはいえ、少しくらいは焚き火できるだろうと高をくくっていた。
それどころか、心のどこかで「予報が外れて、星空見えるかも」なんて淡い期待まで抱いていた。

どんより曇った初山別オートキャンプ場
サイトからの景色。

🌧️焼肉中の雨、そしてタープへの避難

だが、現実は甘くなかった。
焼肉を焼き始めた頃にはすでに、空が怪しくなってきて──
食べている途中で、ポツポツ……と雨が降り出した。

「うわ、マジか……」
思わず、ため息が出た。

せっかく、海が見える場所にテーブルやイスを設置したのに──
結局、タープの下へと全部移動させて、焼肉を再開。

でも、時間が経つにつれて、雨脚はどんどん強くなり……
夕陽も、満天の星空も、さよーなら。
焚き火も泣く泣く断念。


🛏️温泉にも行けず、18:30にはふて寝

「温泉でも入って気を取り直すか」
そう思ったけれど、歩いて行ける温泉施設は、翌朝の利用予定。
結局、18:30にはふて寝。


🌤️そして翌朝、まさかの晴れ

──そして翌朝。
目が覚めた時には、雨は止んでいた。
空を見上げると、なんだか晴れそうな雲行き。

温泉に入って、朝ごはんを食べて、コーヒーをゆっくり飲む。
チェックアウトは12時。
初山別オートキャンプ場は、のんびり撤収できるのがありがたい。

片付けを進めるうちに、空はどんどん青くなっていき──


😫おいっ!!!!なぜ今、晴れる?

おいっ!!!!!!

なんで今、晴れるんだよ……。

恨めしさと未練をタラタラ引きずったまま、チェックアウト。
名残惜しさを背中に背負って、わたしたちはキャンプ場をあとにした。


🛣️オロロンラインを南下して再び羽幌へ

帰りは、オロロンラインを南下するルート。
初山別から羽幌へ──


🍤目指すは「北のにしん屋さん」

行きに立ち寄ったとき、ショーケースにあった“甘エビ”のビジュアルが頭から離れず、
反省しない反省会の酒のアテに、と再びやってきた。


❌……ない!!!!!!

──ない!!!!!!

……売り切れか、今日は入荷がなかったのか。
どちらにしても、わたしの甘エビ欲は打ち砕かれた。


🍚食堂で昼食をとり、再びオロロンラインへ

お腹もすいてきたので、隣の食堂でお昼ごはんを食べることに。
温かいご飯で、心もお腹もひとまず落ち着いたところで、
再び、オロロンラインを南下していく。


🚗道の駅で立ち寄りながら帰路へ

羽幌、苫前を通過し、昨日も立ち寄った
道の駅おびら鰊番屋」でお手洗いを借りる。
今回は滞在せず、そのまま乗車。すぐに南下を再開。

小平を抜け、やがて留萌市に入る。


🐟長田鮮魚店で“夜のアテ”を購入

ここで、前から気になっていた「長田鮮魚店」に立ち寄り、
夜のお楽しみ──酒のアテをいくつか購入。

さらにオロロンラインを南へ。
増毛を通過し、石狩市へと戻ってきた。


🌇「道の駅あいろーど厚田」にも寄りたかったけれど…

もし天気が良ければ、「道の駅あいろーど厚田」で、
海に沈む夕日をゆっくり眺めたかった。

でも、空にはまだ厚い雲。
晴れてはいたけれど、夕陽までは望めそうになかった。

ここでも、お手洗いだけ借りて、すぐに出発。


🐾ぬっこの待つ我が家へ

ぬっこが待つ家路へと、車を静かに走らせた。


📝あとがき:天気には勝てないけれど…

リベンジのつもりが、またしても天気に振り回され、焚き火も星空もおあずけ。
唯一の救いは、甘エビが買えたこと。

うん、あれさえ買えてなかったら、今年も不満タラタラだったかも(笑)

でも、一昨年よりはマシ。
それだけで、ちょっと報われた気がした。

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